かどいけ接骨院

秋は自律神経の乱れに要注意!~自律神経を整える~

こんにちは!

かどいけ接骨院の芹澤です😃


だんだんと肌寒い日が増えてきて、秋の気配がやってきました。
この時期に気を付けたいのが「自律神経の乱れ」

自律神経が乱れると、心の不調(気分の落ち込み)や体の不調(頭痛)などが起こりやすくなります。
なんだか調子がすっきりしないな、というときは自律神経の乱れが原因かもしれません。
秋になるとなんだか物悲しくなってセンチメンタルな気分になることもあります。
これも自律神経の乱れが関係しているそうです。

そこで今回は自律神経の乱れを整える簡単な体操をご紹介します。






1. 自律神経とは ~~アクセルとブレーキ~~


自律神経とは「交感神経」と「副交感神経」の2つの神経のことを示します。
体の機能を維持するために昼夜問わずはたらいている神経です。
自律神経は生きていく上で必要な呼吸や心拍、消化などを維持するためにはたらいているとても重要な神経です。

交感神経と副交感神経はよく「アクセルとブレーキ」にたとえられます。

交感神経と副交感神経はアクセルとブレーキ

  
  交感神経(アクセル):仕事や家事など、活発に体を動かすときにはたらく
  副交感神経(ブレーキ):寝ているときや休んでいるときにはたらく



アクセルとブレーキの切り替えが正常にできている状態が交感神経と副交感神経のバランスが取れている正常な状態と言えます。






「自律神経が乱れている」というのはこのアクセルとブレーキがバランスよくはたらいていない状態になっていることです。 

自動車でもアクセルとブレーキのどちらかに問題があると自動車を正常に動かすことはできないし、ブレーキを踏みながらアクセルを前回にするとエンジンが故障してしまうことがあります。
人間の体(自律神経)も同じです。
交感神経と副交感神経のどちらかがはたらかなくても体の機能に問題が出てくるし、交感神経と副交感神経のバランスが崩れると体に不調が出てきます。

たとえば、
 寝たいのに目が冴えて寝れない=副交感神経がうまくはたらいていない
 体がだるくて動くのがつらい=交感神経がうまくはたらいていない
ということがあります。


自律神経が乱れることで現れる不調は様々です。
不眠、気分の落ち込み、めまい、動悸、体のだるさ、頭痛…などなど
さらに、自律神経の乱れがうつ病や神経性胃炎などのきっかけになることもあります。




2. 自律神経が乱れる原因


自律神経は自分で意識してはたらかせたり、調整することができません。

手を動かすときは随意運動(自分で意識して動かせる)ができる運動神経を使って手を動かしています。
一方、汗をかく時は「汗をかくぞ!!」と意識しても汗をかけない不随意運動(自分で意識して動かせない)です。
交感神経、副交感神経のいずれも意識して動かす事のできない不随意運動を行っている神経です。


では、自律神経はどのようにはたらいているかというと

ストレス

によってはたらきが強まったり弱まったりします。

たとえば、大勢の前でプレゼン発表をする場面を想像してみてください。


心理的なストレス(緊張)によって汗をかく、鼓動が早くなる、
これら「汗をかく」「鼓動が早くなる」というのは交感神経が活発になっている証拠です。

心理的なストレスだけではありません。
寒暖差や気圧の差、不規則な生活も体にとっては立派なストレスです。

これらのストレスが過剰にかかり続けると、
・アクセルがかかりっぱなし
・ブレーキがかかりっぱなし
の状態になりやすいです。

この状態になっていることが「自律神経が乱れている」ということです。


現代はストレス社会と言われるほど、様々なストレスに日々さらされています。
特に交感神経を刺激するストレスが多いため、副交感神経を優位にすること=自律神経を整える
と言われることが多いです。

瞑想などが自律神経に良いと言われるのはそのためです。




3. 自律神経の乱れを防ぐ


ここまで自律神経の乱れとは?ということを説明してきました。
ここからは自律神経を乱れさせないためにはどうしたらいいのか?をご説明していきます。

【”いつも通り”に要注意】

規則正しい生活が良いということは言うまでもありません。
・十分な睡眠時間をとる
・バランスの良い食事
・適度な運動
よく言われることなので、ここでは割愛します。


規則正しい生活が”いつも”できている方は問題ないのですが、次のことが”いつも”になっている方は要注意です。


 ☑いつも飲み物はコーヒーや紅茶
 ☑ 毎日晩酌をしている
 ☑ 毎食お腹いっぱいになるまで食べる
 ☑ スマホを見ている時間が長い


これらのことが習慣になっている方は生活習慣を見直すことをおすすめします。


コーヒーや紅茶はカフェインが多く含まれ、交感神経を刺激するはたらきがあります。
1日1杯程度であれば問題ありませんが、それ以上飲んでいる方は水や麦茶などノンカフェインの飲み物を飲むように意識してみてください。
ルイボスティーやハーブティーは香りにリラックス効果もあるのでおすすめです。 


毎晩の晩酌が楽しみという方も多いですが、週に数回は休肝日を作ることをおすすめします。
毎日の飲酒が原因でむくみや体の痛みなどが出ているケースが少なくありません。


長年続けてきた”いつも通り”をいきなり変えることは難しいです。
最初は少しずつ
 ・今日は夜のコーヒーだけはやめておこう
 ・今日はお酒の量を半分にしておこう

できる範囲のことから変えていきましょう。




【いつでもできる骨盤体操】

骨盤がゆがんでいると、体全体のゆがみに関わってきます。
体がゆがんでくると全身の筋肉が緊張状態になりやすく、交感神経が常にはたらく状態になります。
すると体のアクセルがかかりっぱなしの状態になり、自律神経が乱れる原因になります。

今回は家で「いつでも」「簡単に」できる骨盤体操をご紹介します。
※腰をひねる動作があるので、腰を痛めている方にはおすすめしません。

 ① 膝を立てて仰向けに寝転がる
 ② 膝を横に倒すように腰をひねる

この体操1回だけで治る…ということはありませんが、毎日少しずつ続けることで骨盤まわりがゆるみ、ゆがみが少しずつ改善していきます。





当院では痛みをなくすことももちろんですが、「痛みの出にくい体づくり」を目標としています。

体の痛みや不調を気にすることなく、やりたいことをやれるような体づくりを目指しています。

やりたいことを我慢している方、

やりたいことが思い切りできない方。

ぜひ一度ご相談ください。


運動についてこちらの記事も読まれています

・ラジオ体操を大真面目にやる3つの理由
https://kadoike-sekkotsu.com/radio-calisthenics-merit



かどいけ接骨院

住所 沼津市岡一色125-1

TEL/FAX 055-900-9709

お問合せは営業時間外でも使えるLINEが便利です👍✨
下のボタンからお友だち登録お願いします!


https://lin.ee/OyB0DLGG

友だち追加