サッカーに多い痛み 5選
こんにちは!
沼津市にあるかどいけ接骨院の芹澤です。
静岡県内では昔から根強い人気のスポーツであるサッカー。
かどいけ接骨院のある東部地区にも小中学生が参加しているクラブチームが数多く活躍しています。
私自身も小中学生の頃は部活や選抜チームで汗を流していました。
社会人になってからも気軽にプレイできるサッカーですが、年齢を問わず怪我をしたり、体を痛めることの多い競技でもあります。
実際、私も中学生のときに右足の親指を骨折してしまい、それ以来サッカーをプレイすることができなくなりました。
そこで今回はサッカープレイヤーに多い怪我や痛みを5つご紹介します。
この記事を読んでほしいのは
・仕事終わりや休日にサッカーをプレイしている人
・子どもが部活やクラブチームでサッカーをプレイしているお父さん、お母さん
怪我予防に役立ててもらえると嬉しいです。
(目次) ・足首の捻挫 ・グロインペイン症候群 ・膝の靭帯損傷 ・肩、肘の脱臼 ・脳震とう |
足首の捻挫
足首の靭帯、特に前距腓靭帯という靭帯を損傷してしまうケースが多いです。
よくあるのがドリブル中に足先が内側に入ってしまい、前距腓靭帯を伸ばしてしまう、という捻挫です。
「たかが捻挫」
「骨が折れてないから放っておけば治る」
と思われがちですが、実は捻挫は骨折よりも厄介です。
骨折は放っておけば治ります。
(この”治る”はあくまで骨がくっつく、という意味です。
痛みの軽減や骨の変形を防ぐために、骨の整復をした後に固定→リハビリという治療が一般的です。)
一方捻挫で伸びてしまった靭帯は放っておいても元には戻りません。
捻挫によって骨がずれてしまっていたら、整復しないとなかなか自然には元に戻りません。
よくあるケースとしては、子どもの頃捻挫をしてしっかり治療しなかったことが大人になってからの腰痛の原因だった、なんてことがあります。
捻挫を放置しておくことでサッカーのプレーに影響が出ることはもちろん、その後の日常生活に影響を及ぼす可能性が高いです。
ちなみに、よくある「捻挫癖」とは過去に捻挫をして靭帯が伸びたままになってしまっていることで足首が過度に曲がりやすくなっていて何度も捻挫を繰り返すというものです。
しっかりと靭帯を元の状態に戻すことができれば、捻挫癖も改善が可能です。
グロインペイン症候群(股関節周囲症候群)
特にサッカープレイヤーに多いのがこのグロインペイン症候群。
繰り返されるキック動作が原因で股関節回りに痛みが出ます。
プロ選手でもこの痛みを伴っている人は少なくないです。
グロインペインの原因のひとつは「オーバーユース」
いわゆる使い過ぎ、というものです。
筋肉の使い過ぎにより
・筋力低下
・柔軟性の低下
・筋肉の拘縮(筋肉が縮こまってしまう事)
が起こり、プレーのフォームが乱れてさらに筋力や柔軟性が低下する…
という悪循環に陥り、慢性化してしまうこともあります。
治療のためにはまず休むこと。
しばらく安静にして、痛みが軽減してきた頃に必要な筋肉をつけるトレーニングや柔軟性を高めるストレッチなどの運動療法を取り入れていきます。
膝の靭帯損傷
急な切り返しの動きが多いサッカーでは、膝の靭帯や半月板に大きな負担がかかります。
特に前十字靭帯という、膝が外にねじれてしまわないようにはたらいている靭帯を痛めることが多いです。
膝の靭帯を痛めると、キックや走り出しの踏み込む動作で痛みが出るので、プレー全般に支障が出てきます。
靭帯を少し伸ばしてしまった程度であれば、きちんと治療することで今まで通りのプレーが可能になりますが、完全に靭帯を切ってしまうと元通りの柔軟性を取り戻すことができず、プレーや日常生活に影響が出てくる場合があります。
膝の靭帯損傷を予防するためには膝まわりやハムストリング(太ももの後ろ側の筋肉)を鍛えることがおすすめです。
肩、肘の脱臼
サッカーは足の怪我が多いと思われがちですが、意外と上半身の怪我
特に肩や肘の脱臼が多いスポーツです。
たとえば、ドリブル中に相手と競り合って肩から倒れたときに肩を脱臼してしまうケースがあります。
何度か肩の脱臼を経験していて「はめれば大丈夫」と自分で関節をはめてしまう人が時々います。
専門家から言わせると 危険なので絶対にやめてください。
関節をはめるときに腱や神経を巻き込んでしまって痛みや神経痛が出てしまったり、しっかりはめることができず常に亜脱臼した状態になり何度も脱臼しやすくなったりします。
脱臼してしまったら自分ではめずに、病院や接骨院などの医療機関を受診してください。
脳震とう
痛み…とは少し異なりますが、サッカーのプレー中に気を付けたいのが脳震とう。
多いのが選手同士の接触プレーで頭から転倒→脳震とうになるケース。
脳震とうを起こした後、意識などに問題がないと感じても必ず医療機関を受診するようにしてください。
そして、検査に異常がなく軽度の脳震とうだったとしても最低2週間はスポーツは控えた方が良いです。
1回目の脳震とうから期間を空けずに2回目をやってしまうと脳への衝撃が激増するのでとても危険です。
いかがでしたでしょうか?
脱臼や捻挫など明らかな怪我をしたときはもちろんですが、
「痛みが1週間続いてる」
「痛み方がいつもと違う」
ときには早めに医療機関を受診しましょう。
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・覚えておきたい応急処置「RICE処置」
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