背中の痛み【原因と注意点、当院をご利用の方の実例】
いつも通り生活しているだけなのに、突然背中が痛くなった経験はありませんか?
「椅子から立ち上がるときに毎回背中がズキンと痛くて何をするにも億劫」
「背中がずっと痛いんだけど、なにか大きな病気の前兆じゃないか心配」
背中の痛みを感じて当院へお越しになる方からこのような不安を聞くことが多いです。
何日も痛みが続くと心配になりますよね。
今回は背中の痛みが気になっている方のために、これらをわかりやすくお話していきます。
・背中の痛みの原因となりやすい人の共通点
・病院での検査をおすすめするケース
・かどいけ接骨院で背中の痛みを改善した実例
背中の痛みにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
背中の痛みの基礎知識
背中の痛みを訴える方のお話を聞いていて、痛みを感じる場面として多いのは
・洗濯物を取り出すときや干すとき
・腰を反らすと背中が痛い
・椅子から立ち上がるとき
背中の痛みが出ているときは脊柱起立筋が血行障害を起こして伸びなくなっていたり、細かな損傷があるケースが多いです。
症状が強く出ている人だと、じっとしていても痛いということがあります。
背中の痛みの原因
背中の痛みが出る原因となる動きで、日常生活の中で多いものは
・床のものを拾おうと背中を丸めた
・洗濯機の中のものを取ろうとした
・木の枝を切っていた
・靴紐を結んでいた
とっさの動きで痛めることもあれば、繰り返しの動きを続けることで痛みが出ることもあります。
背中の痛みの対処法
ご自宅でできる背中の痛みの対処法としてはこれらが効果的です。
・負荷の少ないストレッチやエクササイズ(簡単な運動)
・湯船に浸かる
特にお風呂に入ってから痛みが軽減する場合は、温湿布を活用したりして背中まわりを温めることで痛みを軽減できます。
背中が痛くなりやすい人の共通点
背中の痛みが出やすい人には共通していることがいくつかあります。
・姿勢が悪い(猫背)
・血行が悪くなりやすい
・背筋の筋力が少ない
・仕事や家事の中で同じ動きを繰り返すことが多い
背中の筋肉に負担がかかり続けることで、筋肉を損傷したり血行不良による痛みが出やすくなります。
逆に言えば、これらのことを改善することで背中の痛みの再発を防ぐことができます。
背中の痛みを放置すると…
「時間が経てば治るだろう」と様子をみているうちに、これらの症状も出始めて来院される方が多いです。
・頭痛
・首の痛み
・めまい(メニエール病)
背中の筋肉が固くなり首まわりにある後頭下筋や視神経が圧迫されることで複数の症状が出やすくなります。
病院で検査をしたほうがいいケース
背中の痛みがあるときにこれらの項目にあてはまる場合は病院での検査をおすすめしています。
・我慢できない痛みと息苦しさ
・ピリピリする痛みがあり発疹がみられる
・強いめまいや吐き気を伴う
これらの症状がある場合は大動脈解離や帯状疱疹、脳脊髄液減少症の可能性があり専門医への受診をお願いしています。
かどいけ接骨院で実際にあった事例
背中の痛みをなんとかしたいときに、接骨院(整骨院)や整体を探す人が多いと思います。
そのときに気になるのが
・どれくらいの期間で痛みがなくなるのか
・毎日通院しなければいけないのか
・どんなことをして痛みを改善していくのか
というところだと思います。
そこで、背中の痛みを改善するために当院をご利用になった方の実際のお話をご紹介します。
接骨院を選ぶときの参考になれば嬉しいです。
20代女性 座っているときに背中が痛い
【なにをしているときに痛い?】
背筋を伸ばして座っているとき。
痛みと背中全体の違和感(気持ち悪さ)が1週間前から続いている。
仕事(デスクワーク)中や自宅で椅子に座っているときが一番ツラい。
仕事や日常生活で痛みが気にならなくなるまでに施術した回数は3回ほどで、その後は2週間に1回メンテナンスでご来院いただいてます。
【初回施術の詳細】
所要時間:45分(内カウンセリングや受付用紙の記入に10分ほど)
施術内容:手技療法と運動療法をメインに施術
肩甲骨の可動域が狭くなってしまっているのを改善するために、周辺の筋肉の固さを改善する施術をメインに行いました。
今回のケースでは日常生活の中でデスクワークが多いことに加えて、トレーニングのやり方にも改善点がありました。
トレーニングをするときは
・トレーナーにフォームを確認してもらう
・トレーニング後のクールダウンを毎回やる
といったことを意識していただくことをお伝えしました。
初回施術後は背中の張りが軽減して、痛みや違和感も少なくなったとのことでした。
【2回目以降の施術詳細】
所要時間:30分
お仕事の都合もあり、1週間後に2回目のご来院でした。
トレーニングのやり方も意識するようになり、施術前のような痛みや違和感はなくなってきたとのこと。
翌週、もう一度施術をする頃には痛みも違和感もほぼ気にならないくらいになりました。
現在はトレーニング後の体のケアや疲労回復のために2週間に1回ほどご来院いただいています。
定期的に身体をケアしてあげることで、トレーニングのケガ予防やモチベーション維持にもなっているようです。
30代女性 久々にバスケをしたら背中を痛めた
【なにをしているときに痛い?】
1週間前、バスケットボールをしているときに痛くなった。
子ども(乳児)を抱っこしているときにも痛い。
背中全体が息苦しい感じがしている。
仕事や日常生活で痛みが気にならなくなるまでに施術した回数は5回ほど。その後は痛みや違和感が強くなったときにご来院いただいています。
【初回施術の詳細】
所要時間:50分(内カウンセリングや受付用紙の記入に10分ほど)
施術内容:手技療法と運動療法をメインに施術
背中に強い痛みが出たきっかけはバスケの練習中でしたが、何年か前から背中の違和感や息苦しさはあったようです。
これらの要因から背中の筋肉が固くなっていたことが、今回のケガの真の原因と言えます。
・子どもを抱っこする時間が長く、普段なかなか運動できていなかった
・お酒を飲むことが多く体が常に水分不足の状態だった
背中の筋肉に血液を行き渡らせてケガの回復を早めるためにも、首から腰にかけての血行を改善するよう施術を行いました。
元々不調がある箇所はケガをしやすくなっているので、スポーツ前後のケアが重要です。
【2回目以降の施術詳細】
所要時間:20分~25分
お子さんがまだ小さいこともあり、早く痛みを取らないと家事に支障があるとのことだったので、3回目までは3日おきにご来院いただきました。
3回目の施術のときには背中の張りが残る程度で痛みが出る頻度がかなり減ってきたので4回目からは1週間おきにご来院いただき、5回目の施術のときには痛みがほぼゼロになりました。
現在、普段はセルフケアをご自宅で実践していただき痛みや違和感が気になる時にご来院いただいています。
定期的に来るのが難しい場合は「体がしんどくなってきた」を目安にご来院いただいています。
背中の痛みを繰り返さないために
背中の痛みは生活習慣に大きく関係しているので、一度痛みがなくなっても生活習慣が変わらなければ何度も痛みを繰り返しやすいです。
背中に痛みが出やすい人はこれらのことを意識してみるのがおすすめです。
・椅子に座っているときは背もたれを使う
・姿勢を正すときは腰を反らすよりも胸を張るイメージで
・長時間下を向いた作業を避ける(45分に1回は休憩する)
セルフケアと月1メンテナンスで、無理せず体をベストな状態でキープすることができます
さいごに
背中が痛くても仕事や家事は休むわけにはいかないことが多いです。
とはいえ、痛みを我慢しながら仕事や家事をするのはストレスの溜まり方が段違いになります。
・できることなら痛み止めの薬をなるべく飲みたくない
・イライラを職場や家族に八つ当たりして自己嫌悪しがち
・体が痛くない日が年々減ってきた気がする
という方はかどいけ接骨院までご相談ください。
施術者紹介(この記事を書いた人)
かどいけ接骨院 院長
芹澤 厚
【保有資格】
柔道整復師
わかりやすい解説となんでも聞きやすい雰囲気づくりを心がけています。
かどいけ接骨院ではホームページで予約状況を見ることができます。
予約はLINEまたはお電話で承っています。
かどいけ接骨院
【住所】
沼津市岡一色125-1
ぐるめ街道交差点「岡一色」から東へ車で1分
建物南側に駐車場完備
【受付時間】
月火木金 9:00~12:00/15:00~20:00
水 9:00~12:00
土 9:00~15:00
※日曜休診