バイク転倒による肩の痛み (三島市 20代 男性)
こんにちは!沼津市にある かどいけ接骨院の芹澤です。
実際にあった患者さんのお話をご紹介します。
今回はバイクで転倒して肩を痛めてしまったと来院された、三島市にお住まいの20代男性のお話です。
【怪我のきっかけ】
3週間ほど前、早朝にバイクで道路を走っていたところ、急にバランスを崩してしまい転倒してしまいました。
幸い早朝だったため、他の車や歩行者もなく建物などの破損もなかったようで、そこは一安心。
しかし、転倒したときに肩を道路に打ち付けてしまったとのこと。
バイクの破損もなく、頭をぶつけるなど大きな怪我はなかったため体勢を立て直して自宅に帰ったそうです。
その後、肩の痛みを感じていたものの仕事が忙しくなかなか病院にも行けず。
そんな中、コロナに感染してしまい1週間ほど自宅療養になりました。
外にも出れず家の中で寝ている日々。
自宅療養の期間が明けてからも肩の痛みが残っていたためどうしたらいいかわからず、当院へ来院されました。
コロナの感染が広がっている頃は自宅療養中に痛みが悪化する方が多かったです。
今は感染の広がりが収まってきているので、それも少なくなりました。
お話を伺った後、状態の確認と動きの検査をしていきます。
その結果、肩周りの筋肉である上腕三頭筋と三角筋が固くなってしまい腕を上げる動作を障害しているようでした。
転倒して肩をぶつけたときに、その衝撃で肩周りに炎症が起きてしまったと予想されます。
その炎症が原因で肩周りの筋肉が固くなり、動きが障害されているのだと考えられます。
加えて、コロナによる療養期間中もなかなか体を動かすことがなかったため、肩周りの筋肉の固さがゆるまず腕の上げにくさや痛みが出ているようでした。
受傷してから時間が経っていて炎症症状は治まっていたので、固まってしまっている肩周りの筋肉をゆるめていきます。
さらに今回は腕を上げるときに痛みが出ているので、腕を上げる動作で重要な肩甲骨まわりも調整していきます。
当院では筋肉をゆるめる徒手療法以外にもストレッチや運動療法、場合によっては電気治療器を用いた物理療法などを組み合わせて、その時々に最適な施術を行っています。
施術後、腕を上げたりして動かしてもらうと
「さっきより腕が上がるし、痛みもだいぶなくなった」とのことでした。
今回は受傷してから3週間と時間が経ってしまっているため、筋肉の固さを元通りまで戻すまでは少し時間がかかりそうです。
ここでちょっと体の仕組みのお話を。
人の体にはホメオスタシス(恒常性)という仕組みがあります。
RPGなどのゲームでいうところのオートセーブみたいなものです。
元々の体の状態を記憶していて、その状態から変化があると記憶している体の状態に戻そうとする仕組みです。
今回は肩周りの筋肉が固い状態が普通だと体が記憶してしまっているので、一時的に筋肉をゆるめても筋肉の固い状態に戻そうとしてしまいます。
これを改善するには「筋肉がゆるんでいる状態が普通だよ」と体に記憶してもらうしかないです。
定期的に筋肉をゆるめて、動かしてオートセーブの上書きをしていく感じです。
肩こりでマッサージや整体に行っても数日で元に戻ってしまうのはこれが原因のひとつ。
今回のように痛みが慢性化してしまうと、痛みが完全になくなるまでは時間がかかります。
しかし、適切な施術やおうちでのセルフケアなどによって少しずつですが確実に症状は改善していきます。
「気づいたら肩がずっと痛いな」という方はお早めに一度ご相談ください。
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かどいけ接骨院
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