院長のトレーニング失敗談
こんにちは!かどいけ接骨院の芹澤です。
私事ですが、今年に入ってからトレーニングをはじめました。
幼少期はサッカーの少年団に入っていて、毎日サッカーに明け暮れるサッカー小僧でしたが、足の骨折をきっかけにサッカーから遠ざかってしまい運動する機会がめっきり減ってしまいました。
20代の頃はフットサルをやったりと体を動かす機会がありましたが、最近では時々筋トレをするくらいで運動という運動をしない期間が10年以上ありました。
そんな私がなぜ突然トレーニングをはじめることになったのかというと
「おうち時間が増えたから」です。
遊びにでかけたり買い物に行く機会も減ったため、運動不足をひしひしと感じるように。
年齢も重ね、体のことを指導する立場でこれはいかんな…ということでトレーニングをはじめることにしました。
今年の6月からトレーニングをはじめたのですが、3週間ほど続けた頃に右膝を故障してしまいトレーニング量を減らさなければならない状況になってしまいました。
今回は私の実体験をもとにトレーニングで体を痛める原因をお話していきたいと思います。
この記事は
・定期的にトレーニングをしている人 ・久々に運動をしようかと考えている人 |
にぜひ読んでいただいて、運動中の怪我をしないよう意識してもらえたら嬉しいです。
今回膝を故障したのは
これらのことが原因だったんじゃないかと考えています。
① いきなり負荷をかけすぎた
サッカーをやっていたことや体幹が人並み以上にあることを過信して、「これくらいなら続けられるだろう」という運動負荷にしました。
具体的には…
・ウォーキング10分
・ランニング20分
・腹筋ローラー10回
これを週4回のペースで仕事終わりにやっていました。
10年以上ちゃんとした運動をせず、この歳で運動をはじめるには運動の負荷がきつすぎたようです。
昔だったらこのくらいの運動量、たいしたことなかったのになー…と現実を突きつけられました。
まずはウォーキングだけにしたりして、体を動かす事に慣れてからランニングや筋トレを追加することでケガをするリスクを減らすことができます。
② 準備運動が足りなかった
部活をしている中高生に「ストレッチは大事!」と何度も伝えていますが、それを身をもって体験することになりました。
運動前後にアキレス腱のストレッチは欠かさずやっていましたが、他の筋肉もちゃんとストレッチをするべきでした。
反面教師になりますが、何度でも言います
「運動前後のストレッチは大事!!」
③ フォームが良くなかった
私は中学生の部活のときに右足の親指を骨折しています。
そのときはとにかくサッカーをやりたい気持ちが強く、完治する前にボールを蹴り始めてしまいました。
(今考えるとあり得ないことをしてしまったな、と思います。)
骨がまだくっつき始めているときにサッカーを再開してしまったが為に骨が正常にくっつかず、変形治癒してしまいました。
その影響もあり、普段歩く時にも無意識に右足をかばって歩く癖がついています。
それはトレーニングのときも同じで、ウォーキングやランニングのときに無意識のうちに右足の親指をかばってしまうことにより、膝に負担がかかってしまったのだと思います。
右足の親指の変形治癒を治すことはできないので、自分でフォームを意識してみたり、テーピングで右足や膝をサポートすることで負担がかからないようにするしかありません。
そしてなにより、骨折や捻挫の治療中は無理に運動しない!
早く競技に復帰したい気持ちはわかりますが、適切に治さないとプレーに影響が出る以外にも、日常生活の中で不便なことが出来てしまいます。
(私がいい見本です。)
せめて、怪我した部分に影響がないようなトレーニングを病院や接骨院の先生と相談してみるといいですね。
いかがでしたでしょうか?
怪我をしないのが1番ですが、もし痛めてしまったら早めにしっかりと治すことが大切です。
今回膝を痛めたことで身にしみました。
現在は膝も治り、負荷を調整しながらトレーニングを続けています。
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・覚えておきたい応急処置「RICE処置」
https://kadoike-sekkotsu.com/rice_treatment
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