かどいけ接骨院

コーヒーで頭痛が治る?

こんにちは!

かどいけ接骨院の芹澤です😊

先日患者様と話をしていてコーヒーの話題になったので、

今回は頭痛とコーヒーについてのお話を。

ちなみに僕は酸味のあるコーヒーより苦味が強いコーヒーが好きです😋





施術中、よくある疑問が


「 頭が痛いときにコーヒーを飲むと痛みが収まるのは何故? 」







ある程度個人差はありますが、確かに

コーヒーを飲んで治る場合もあります!



ではどういった場合にコーヒーを飲んで頭痛が治まるのでしょうか?





そもそも一口に頭痛といってもいくつか種類があります。

よくあるのが

偏頭痛

緊張型頭痛

の2つです。





偏頭痛の詳細なメカニズムは現代の医学では解明されていません。

現在わかっている、偏頭痛の簡単なメカニズムは



頭の中の血管が拡張する

   ↓

血管のまわりにある、痛みを感じる神経(三叉神経)を刺激する

   ↓

頭が痛いという信号が脳に届き、頭痛を感じる






頭の中の血管が拡張してしまう原因としては

ストレス疲労

などが挙げられます。







コーヒーに含まれるカフェインは

血管を収縮させる効果

があります。


そのため、コーヒーを飲むことで一時的に頭の痛みは収まるかもしれません。

しかし、時間が経ってカフェインが身体から抜けることで、

再び血管が拡張して痛みは再発してしまいます。



では、頭痛が起こるたびにコーヒーを飲めば頭痛はなくなるのか?





いえ、そうではありません。



カフェインを大量に摂り続けると、身体自体がカフェインに対して耐性ができてしまい、カフェインの効果が弱くなってしまいます。


そのため、段々とコーヒーを飲んでも頭痛が改善しない体質になってしまいます。




そう考えるとコーヒーを飲むのは

一日一杯

ほどがおすすめです😊




続いて緊張型頭痛についてです。



緊張型頭痛に関しては、肩や首の筋肉が固まってしまう事で起こる

血液の循環不良

が原因です。

肩が凝ると頭が痛くなる人は、血液の流れが良くないことが多いです。




コーヒーに含まれるカフェインの作用として

心臓などの循環器の働きを強める作用(強心作用)があります。


心臓の働きが強くなり、血液を身体全体に流す力がアップする

   ↓

血液の循環が良くなる

   ↓

頭痛の改善

緊張型頭痛の場合は、カフェインが身体から抜けたからといって、すぐに血液の循環が悪くなることはありません。

緊張型頭痛の場合にコーヒーを飲むことはおすすめです✨
(ただし、大量に飲むと胃が荒れてしまうので気をつけて下さい。)







コーヒー(カフェイン)はリラックス効果があったりと、身体に良いことも多いですが

過剰摂取など、誤った利用をすると命にかかわる事態になることがあります。

海外ではエナジードリンクの過剰摂取による死亡の報告が多数あります。

適量を心がけて、上手に活用していきましょう😄✨